胡蝶蘭お役立ちコラム
【叙勲・褒章の受章祝いの胡蝶蘭】マナーと立札の書き方とおすすめ紹介

総理大臣が決定した「候補者推薦要綱」を基に、受章者が決定されます。
長年の功績や様々な分野に尽力された方に「勲章」「褒章」が授けられ、ご本人やご家族、また会社や組織にとっても大変名誉なことです。
この喜びをお祝いするに、高級なお花で知られる胡蝶蘭はおすすめです。
名誉あるお祝いに、失礼や失敗の無いように贈り物をしたいですね。
立札に記載する、「授章」「受章」「授賞」「受賞」の漢字の間違いは、実際によくある失敗の一つです。
滅多にないお祝いですから、よくわからないといった方も多いはず。
「叙勲」「勲章」「褒章」についてわかりやすく、またお祝いの贈り方と立札の書き方ついて、 おすすめの商品と合わせてご紹介いたします。

◆勲章(くんしょう)について
叙勲(じょくん)は、勲章を授けることを意味します。この勲章については、大勲位菊花章(だいくんいきっかしょう)、桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)、旭日章(きょくじつしょう)、瑞宝章(ずいほうしょう)、文化勲章の種類がありますが、
大勲位菊花章、桐花大綬章の勲章はこれまでに皇族・王公族、又内閣総理大臣の多くが没後受勲しています。
ここでは一般の方が多く受章される、旭日章、瑞宝章について触れていきます。
「旭日章」は主に民間人が授与対象者で顕著な功績を上げた方、「瑞宝章」は主に公務員が授与対象者で公共的業務に長年従事し成績を上げた方となります。
また、旭日章、瑞宝章にはそれぞれ、大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章と6段階に区分されています。
◎旭日章(きょくじつしょう)
種類 | 授与対象 |
旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう) | 功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方 |
旭日重光章(きょくじつじゅうこうしょう) | |
旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう) | |
旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう) | |
旭日双光章(きょくじつそうこうしょう) | |
旭日単光章(きょくじつたんこうしょう) |
◎瑞宝章(ずいほうしょう)
種類 | 授与対象 |
瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう) | 公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方 |
瑞宝重光章(ずいほうじゅうこうしょう) | |
宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう) | |
瑞宝小綬章(ずいほうしょうじゅしょう) | |
瑞宝双光章(ずいほうそうこうしょう) | |
瑞宝単光章(ずいほうたんこうしょう) |

◆褒章(ほうしょう)について
特定の社会的分野におけるすぐれた功績を行った方に与えられ、また年齢制限もありません。褒章は6色のものがあり、その内容により色が変わります。
◎紅綬褒章(こうじゅほうしょう)
自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方
◎緑綬褒章(りょくじゅほうしょう)
長年にわたり社会に奉仕する活動(ボランティア活動)に従事し、顕著な実績を挙げた方
◎黄綬褒章(おうじゅほうしょう)
農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方
◎紫綬褒章(しじゅほうしょう)
科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方
◎藍綬褒章(らんじゅほうしょう)
・会社経営、各種団体での活動等を通じて、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げた方
・国や地方公共団体から依頼されて行われる公共の事務(保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務)に尽力した方
◎紺綬褒章(こんじゅほうしょう)
公益のため私財を寄附した方

◆おすすめの胡蝶蘭
受章のお祝いには、やはり白が一番の人気の色ですが、おめでたいカラーリングの紅白の白赤リップなども人気です。勲章のデザインはそれぞれ違いがあり、リボン部分などの色で、胡蝶蘭の色を選んだり、ラッピングをそのイメージカラーに合わせてみるのも心遣いが感じられる素敵な贈り物となります。
勲章・褒章の種類 | おすすめのラッピング | おすすめの胡蝶蘭 |
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◆立札の書き方とよくある間違い
まず「祝 御受章」などのお祝いの内容を記載し、「贈り主名」を記載するのが一般的です。ここで一番気を付けたいのは漢字の間違いです。
「受賞」ではありません。勲章や褒章は「賞」ではなく、「章」の字となります。
また、「授章」でもありませんので、要注意です。「授」この文字は授けるの意味で、 授かる方には受け取るの意味で「受」の文字を記載します。
特に間違えやすいので、注意が必要です。
「祝 旭日大綬章 受章」このように、何を受章されたのかを記載しても良いでしょう。
見本を作成しましたので、是非参考にしてください。
◎立札の見本


◆贈るタイミング
お祝いを贈るタイミングとしては、叙勲の知らせを受けてから10日以内にご自宅や事務所に届くよう手配を行うのが一般的です。また、祝賀会などがある場合には、祝賀会の会場へお届けする場合もあります。
会場へ届ける際には、開催日時に間に合うように手配します。
受け取りが出来るかどうか、会場へ確認を取り、前日までに届ける方が安心です。