ここでは、仏事用の供花や枕花としてお花を送る場合の立札とメッセージカードの書き方についてご紹介いたします。

お悔やみや仏事・法事用などでは、菊や百合といった花を思い浮かべる方が多いと思いますが、その主張しすぎない上品な美しさから、胡蝶蘭も多く用いられています。
お悔やみや仏事で贈る胡蝶蘭の色は、一般的なマナーとして白色を用います。今日では、「生前はこの色が好きだったから」ということで、赤やピンクの花を用いて行われる葬儀もあるようですが、どうしてもというこだわりがない限り四十九日までは白色の花を贈るのがよいでしょう。

お悔やみや仏事に贈る胡蝶蘭は、慌ただしさがひと段落し、寂しさが増す初七日から四十九日の間に贈ります。

お悔やみや仏事の立札ですが、頭文字は「供」「御供」が仏事の種類を問わずご利用いただけます。
（宗教上の理由等で記載しない場合もございます）
その他、納骨が済んでいない場合は「御霊前」、四十九日を過ぎた場合は「御仏前」と書く場合もあります。

また、地域によって仏事のマナーも変わってきますので、ご不明な点があればご注文の際に、お気軽にご相談ください。

■立札記入例

お祝いの場合は、「祝」「御祝」の文字を記載しますが、お悔み用であれば「供」「御供」を記載するのが一般的です。
三回忌などの際には、「供 ○周忌」と記載します。
お届け地域の風習や宗教などによって異なる事もありますので、心配な場合は確認してみると良いでしょう。

次に贈り主の名前を記載します。
親戚と皆で贈る場合は「親戚一同」、2名の連名で贈る場合はそれぞれの名前を記載します。
その他、会社として贈る場合や、会社の部署一同で贈る場合など、贈り主の書き方は様々です。
ただし、連名であまり多くの人数を記載するのは見た目も悪くなりますので、3名程度までとしましょう。
多い場合には、「同級生一同」といったような、団体一同とするか、代表者1名の名前を記載するようにしましょう。

お祝いの立札には「○○様」と、贈る相手の名前を書く場合もありますが、仏事の場合、相手の名前を記載することは一般的にはありません。
書き方の例をご紹介いたします。

■立札記入例
【記入例1】
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供
ワークゲート株式会社
代表取締役　橋本 快　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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【記入例2】
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御供
橋本 快　　　　　　　　　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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【記入例3】　※回忌法要
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供　○周忌
ワークゲート株式会社
代表取締役　橋本 快　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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■立札レイアウト見本集

■メッセージカード記入例

お悔やみのメッセージは時候の挨拶は省いて、記載して差支えありません。
メッセージカードには、余計なことを書きすぎず簡潔にすることもポイントです。
「悲しみ・お悔やみの言葉」や、お世話になったことへの「感謝」などを伝えると良いでしょう。

贈り主の名前を記載する場合には、立札と同じように、親戚と皆で贈る場合は「親戚一同」、連名で贈る場合はそれぞれの名前を記載します。
贈り主の名前が多い場合には、団体一同とするか、代表者1名の名前を記載すると見た目もすっきりします。
立札に比べカードに記載するスペースが狭いため、文字数が多ければ多いほど小さくなるので注意しましょう。

書き方の例をご紹介いたします。

■メッセージ記入例
【記入例1】※ご霊前・四十九日前
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このたびのご逝去を悼み、 謹んでお悔やみ申しあげますとともに、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
胡蝶蘭 太郎　　　　　　　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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【記入例2】※ご霊前・四十九日前
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在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。
○○家 一同　　　　　　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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【記入例3】　※回忌法要
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このたびの周忌法要にあたり心ばかりのお花をおくらせて頂きました。
改めて故人のご冥福と、ご家族皆様のご健康をお祈り申し上げます。
胡蝶蘭 太郎　　　　　　　　　　　　　←送り主様名（ご注文者様名）
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■メッセージカードレイアウト見本集