高品質の胡蝶蘭は「胡蝶蘭園.com」にお任せください!

胡蝶蘭お役立ちコラム

【胡蝶蘭を貰った方向け:ビジネス編】お礼マナー・飾り方と期間・片付け方法

【胡蝶蘭を貰った方向け:ビジネス編】お礼マナー・飾り方と期間・片付け方法

開店、開業、移転や就任などの会社間のお祝いとして、胡蝶蘭などのお祝いの品を頂いた場合はお礼のお返しは不要とされていますが、 きちんと感謝の意を伝えることはマナーとしても重要です。
また、たくさんのお祝いの花が届いた際に気になるのは、飾る場所や飾る順番です。
せっかく頂いた胡蝶蘭を、見栄え良く、綺麗に見せるのも送った方への礼儀の一つです。

ここではビジネスシーンで胡蝶蘭を貰った際の、お礼の方法、おすすめの飾り方や飾る場所、お花や立札を飾る期間、飾り終わった後の処分方法や持ち帰る方法を紹介いたします。
お礼の方法では例文を付けて解説いたしますので、胡蝶蘭を貰ってから、飾り終えた後までの一連をご参考ください。

■ビジネスシーンのお祝いで貰った胡蝶蘭に対するお返しは必要か?

胡蝶蘭を貰った際のお返しの品は、基本的には必要ないとされています。
ただし贈った相手の方からすると、きちんと届いているか、喜んでもらえなかったのではないかと、不安になってしまいますので、 お礼の言葉をしっかり伝えることは大切です。
特にビジネスシーンにおいては、お礼状を送る等、お礼の言葉をしっかり伝えましょう。



胡蝶蘭を貰った場合のお礼の方法

お礼は、電話やメール、お礼状で速やかに行います。
お礼状は胡蝶蘭を頂いてから遅くとも1週間以内に相手へお礼が届くようにします。
関係が親密な親族や個人で頂いた場合には、電話やメールだけで済ましても差支えがありませんが、 ビジネスシーンにおいては、お礼状を送るのが一般的です。
またお礼がどうしても遅くなってしまう場合は、取り急ぎ電話やメールで伝えたうえ、 お礼状を送ると相手の方も丁寧な印象を与えます。
もし電話やメールで伝える場合は、頂いた当日~翌日の午前中までにお礼を伝えます。
連絡が遅くなってしまった場合は、遅れてしまったお詫びの気持ちをしっかり伝えます。

■お礼電話のかけ方と会話例

お礼の電話を掛ける時は、朝の忙しい時間帯や昼食の休憩時間などを避けましょう。
当日~翌日の午前中までには連絡を取ります。
電話で伝える際には、時間を頂いている事を意識して、簡潔に感謝の意を伝えます。
ビジネスでは電話のみのお礼はあまり一般的ではないため、お礼状も合わせて準備をしておきます。


【電話の会話例】
本日、胡蝶蘭が届きました。
さっそくお礼を申し上げたくて、お電話さしあげました。
お祝いに素敵な胡蝶蘭をいただきまして、ありがとうございます。
オフィス内が華やかになったと、社内スタッフの喜びも一層です。
気持ちを新たに〇〇様のお役に立てるよう取り組んでまいりますので、 今後ともよろしくお願いいたします。
お時間をいただき、ありがとうございました。失礼いたします。


■お礼メールの送り方と例文

メールを送る場合には、お祝いを貰った当日~翌日の午前中までに送るようにします。
電話と同様に、ビジネスシーンにおいてはメールだけでお礼を伝えることは少ないため、お礼状の手配も行います。


【メールの文例】周年祝いの場合
○○株式会社
○○ 様

平素よりお世話になっております。
〇〇株式会社、〇〇でございます。

この度は、弊社の創立〇周年に際し、
立派な胡蝶蘭をお送りいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

弊社が○年に及ぶ社歴を重ねることができましたのも、
これもひとえに貴社のご支援があってこそと深く感謝しております。
社員一同初心に戻り、貴社のご期待に応えられるよう、一層の努力していく所存です。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

甚だ略儀ながらお礼申し上げます。


■お礼状の送り方と例文

ビジネスシーンでのお祝いを頂いた際には、お礼状で感謝の意を伝えるのが一般的です。
お礼状は、先方に1週間以内に届くように手配をします。


【お礼状の文例】周年祝いの場合
○○株式会社
○○ 様

謹啓 〇〇の候 貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、この度の弊社創立〇〇周年に際しまして、素敵な祝花を賜り誠にありがとうございました。
これを機に、社員一同決意も新たに一層の努力して参る所存でございます。
今後とも変わらぬご指導、お引き立てを賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
本来であれば拝顔のうえ、御礼を申し上げるべきところ略儀ではございますが書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
○○年〇月〇日
〇〇株式会社
○○(役職)  ○○○○(氏名)


遅くなる場合には、まずはメールや電話などで頂いたことのお礼を伝え、遅くなったお詫びを追記します。
上に記載した例文の場合であれば、「素敵な祝花を賜り誠にありがとうございました。」のあとに、 「本来ならば早急にお礼を申し上げるところ、遅くなりまして大変申し訳ありません。」といった一言を添えます。


貰った胡蝶蘭の飾り方と期間



宅配便などで胡蝶蘭が届いた際には、すぐに段ボール箱から取り出します。
頂いたものをそのままにしておくことは、送ってくれた方にとって失礼になり、段ボールに閉まっておくのはお花にも良くありません。

胡蝶蘭は、配送時の揺れなどの衝撃を防ぐため、紐などで固定をされていることもあります。
紐などの固定を外し、花弁を包んでいる和紙や、ビニールのカバーはそっと外します。
無理に引っ張るとお花にダメージを与えてしまうため、優しく行います。

鉢を包んでいるラッピングやリボンは暫く外さずに、そのままの状態で飾ります。
本来胡蝶蘭にとって、ラッピングは外した方が良いとされていますが、 届け先の店内、オフィス、院内など、お祝いをより華やかにしたいとの送り主様の気持ちも感じとれます。
暫く飾った後にラッピングを外しても、胡蝶蘭にとっては問題ありません。

お祝いの胡蝶蘭には、立札やメッセージカードがセットで同梱されていることも多いです。
同梱されている立札は、胡蝶蘭の花の後ろ付け、札の文字が見えるようにします。
立札に書いてある名前は送り主様の名前です。
どの取引先から頂いたものか、確認をしておきます。
もし立札やメッセージカードなどがない場合は、配送時の伝票などで、確認しておきましょう。

■貰った胡蝶蘭の飾る場所



胡蝶蘭にとっての良い場所は、直射日光を避けた場所で、暑すぎ、寒すぎないといった環境を好みます。
オフィスや病院の院内、館内では、胡蝶蘭にとって過ごしやすい環境といえますのでどこへ置いても安心です。
しかし、せっかく頂いたお花を人目に付かないような場所に飾るのは良いとは言えません。
会社のビルであれば、エントランス、オフィスの出入り口、病院であれば、受付や待合室などの目立つ場所がおすすめです。
飲食店での店舗内で飾るには、他の祝い花もありスペースを確保しにくいケースも考えられます。
その場合は、出入り口の外に飾っても良いでしょう。
華やかで賑やかだと人目にもつきやすくアピールになると同時に、送り主様にとっては、喜んで貰えているんだと安心感を与えます。

お花を送った方が挨拶に訪問されると分かっている場合には、目立つ位置へ飾り直すなどしても良いでしょう。
こうした心配りで感謝の気持ちをより伝えることもできます。

ビジネスシーンでのお祝いでは、胡蝶蘭の他にも、たくさんの祝い花が届くこともあります。
お花を飾るにあたり、並べ方は実際にどのようにされているか気になるところです。
当店では実際に胡蝶蘭を貰った方へ、胡蝶蘭の飾り方(並べ方)について何を重視しているかをアンケート調査を行いました。
こちらのコンテンツも是非ご参考ください。

★胡蝶蘭の飾り方(並べ方)について何を重視しているかをアンケート調査★

■飾る際の注意点について

胡蝶蘭を飾る際には、飾り方でも紹介したように立札が見えるように飾ります。
他のお花で立札が見えなくなってしまっていないか、特に訪問がある時には注意しましょう。
また胡蝶蘭にとって寒さは大敵です。冬の時期は、なるべく屋内に飾ることをおすすめします。

■飾る期間について

お祝いが届いてから1週間~10日程度まではそのままの状態で飾ります。
胡蝶蘭は、長ければ1ヶ月程度開花が楽しめるといわれています。
しかし、時間が経てば徐々に元気がなくなってきます。
その状態で立札などを付けたまま飾るのは、贈った方に対しても印象が良くありません。
また1週間もすると胡蝶蘭以外の他の祝い花の傷みが進んでくる為、そうした意味でも10日程度を目安とします。

10日程度飾ったら、立札とラッピングを外します。
ラッピングを外す理由は、水やりで根腐れを防ぐためです。
ラッピングの片づけは、立札と同じ時期でなくとも問題ありませんが、根腐れが起こりやすいという事をふまえておきましょう。
近年ではエコ鉢といった、再生紙を利用した環境に配慮された鉢もあります。
ラッピングを外した時に、通常の鉢ではないので驚かれる方もいるかもしれません。
廃棄の際に、通常の可燃ごみとして出せるのがエコ鉢のメリットです。
見た目が悪いと感じれば、ラッピングはそのままにしておきます。

胡蝶蘭の開花がまだまだ楽しめる状態であればすぐに処分する必要はありません。
そのまま育てて次の開花を待って楽しんでも良いですし、会社から自宅へ持ち帰っても良いでしょう。



貰った胡蝶蘭を長く楽しむために



胡蝶蘭は他の花に比べ、水やりなどの手入れにそれほど気を使わなくても大丈夫です。
水やりの手間など少なくても開花が長く楽しめるというのが胡蝶蘭の特徴です。
受け取った方がお花の世話に時間をかけないくて済むというのも、贈り物として胡蝶蘭の人気が高い理由の一つです。
水やりや肥料など、お世話をしすぎて逆に枯らしてしまう事もあるくらいです。
胡蝶蘭を長く楽しむ方法として、何もしないもコツの一つです。
頂いた胡蝶蘭をお世話しながら、次の開花も楽しんでみたい方は、水やりの回数や環境に注意しながら育てましょう。

■オフィス内での育て方・水やり

頂いた胡蝶蘭をスペースの都合上、外へ置いて飾っている場合は、お店の閉店時間や、営業の終了時間には屋内に入れておきましょう。
特に寒い冬は、胡蝶蘭にとって非常に厳しい環境です。雪や雨などから守るためにも一旦屋内へ入れた方が安心です。
頂いた当初は目立つ場所へ飾っておくのがおすすめですが、その後は屋内であれば基本的に環境に問題はありません。
ただし屋内で注意したいのは、エアコンの風と窓際において直射日光に当てることです。
窓際に飾るのであれば、ブラインドカーテンのある場所で直射を避けます。
エアコンの風も直接あたりすぎないようにしましょう。

水やりは10日に1回、コップ1杯程度のお水を根元に与えます。
胡蝶蘭の鉢の中は、土が入っているわけではなく、水ゴケを取ると通常小さいポットが1株づつ入っており、ポットを固定するように、鉢の底や周りには発泡スチロールなどが詰まっています。
これは鉢に入れた状態でも、根腐れなどを防ぎ、胡蝶蘭を長く楽しむための工夫です。
初めて見た方はびっくりされる方も多いと思いますが、鉢の中がそのようになっていることは通常ですので、ご安心ください。
水やりの際には、先にも述べたように根腐れの心配があるため、ラッピングは外しておいた方が良いです。

貰った胡蝶蘭の開花を長くしたくて、肥料をやるのは間違いです。
肥料をあげた結果、逆に枯らしてまうことはよくある話なので注意しましょう。

胡蝶蘭の詳しい育て方や、胡蝶蘭の病気の対処法などについてはこちらのコンテンツをご参考ください。

★胡蝶蘭の育て方・手入れ★

■オフィス内で育てる際の注意点

オフィス内で育てる時の注意するポイントは、前述したように直射日光、エアコンの風、水のあげ過ぎです。
以上の3つのポイントを抑えておけば充分です。
お世話をし過ぎない気持ちで楽しみましょう。



胡蝶蘭をオフィスに飾り終えたら



会社や職場で胡蝶蘭を飾り終えたら、回収を依頼する、廃棄処分、自宅に持ち帰る、などが考えられます。
それぞれの方法をご紹介します。

■回収を依頼する

胡蝶蘭は、販売店に連絡をしても引き取りを行えないことがほとんどです。
回収は、廃棄物の収集運搬を行う業者に依頼をすることをおすすめします。
その他、廃棄処分、自宅に持ち帰る等で片付けを検討しましょう。


■廃棄処分

胡蝶蘭を、お店やオフィスなどから廃棄を行う場合は事業系の廃棄物として処分を行う必要があります。
オフィスがビルの中にあるのであれば、ビルの管理する廃棄場所へ、分別の指示に従って出す必要があります。
胡蝶蘭を支える支柱、立札、鉢、発泡スチロールなど、それぞれを分別しておきます。
素材がわからないと分別も難しいので、それぞれのパーツの素材をご紹介します。

鉢は陶器、素焼き、プラスチック製のものがほとんどです。
近年ではエコ鉢といった、再生紙を利用した鉢などもあります。
再生紙のため、廃棄は可燃として出せます。

立札は胡蝶蘭の根元にさす棒の部分は金属製のため札と分けておきます。
札の部分は厚紙やベニヤの板などになります。

胡蝶蘭を支える支柱は、金属製の棒なので、可燃物と分けておきましょう。


■自宅へ持ち帰る

オフィスで楽しんだ後、自宅へ株を持ち帰っても良いでしょう。
鉢を丸ごと持って帰るなら、車で運ぶか、宅配便を利用するのが現実的です。
サイズとして電車等では難しい場合が多いです。
電車で持ち帰るのであれば、鉢からポットを取り出しで持ち帰る方が簡単です。

持ち帰る方法については、下記のコンテンツに詳しくご紹介していますのでご覧ください。

★鉢植えを持ち帰る方法をご紹介★

ページトップへ