用途別の贈り方マナー
事業の創立や会社の設立祝い・周年祝いの贈り方マナー

事業の創立や会社の設立祝い・周年祝いの贈り方マナー、立札の書き方について解説いたします。
また設立・周年のお祝いで実際にあるよくある質問にもお答えいたします。
設立・周年祝いの相場は「3~10万円」で金額の幅は広く、どんな色の胡蝶蘭を選んでも差し支えありません。
老舗の50周年や100周年のお祝いには豪華な胡蝶蘭を選ぶケースが多く、また大切な取引先へのお祝いとなれば、やはり豪華な胡蝶蘭を選ぶ場合が多いです。
贈るタイミングは、お祝いの当日が一般的です。
「設立」の言葉以外にも「創業」、「創立」などの言葉もありますが、まずはそれぞれの言葉の意味についてご説明します。
◆設立とは
会社などの法人が、法律に基づき登記書類などを作成して商業・法人登記することを意味します。設立祝いでは、法人登記した日がお祝い日となります。
◆創立とは
初めて組織や機関を立ち上げることを意味します。創立祝いでは、事業を開始した日がお祝い日となります。
◆創業とは
何らかの事業をはじめることを意味します。創業祝いは、個人か組織かの区別なくまた開業準備行為も、創業に当たります。創業祝いでは、事業の準備を開始した日となります。
周年祝いの場合では、「設立」、「創立」、「創業」のこれらの言葉をあわせてお祝いとなります。
設立祝いや、周年祝いの知らせをうけて、まずは、どのような意味のお祝いなのか、一度確認しておくと安心です。

■贈るタイミング
贈るタイミングはお祝いとなる当日に会社のオフィスに贈るのが一般的です。
周年祝いの場合には、企業によって記念式典を開催されることもあります。
もし式典の会場に贈りたい場合には、開催時間までに間に合うように手配が必要です。
胡蝶蘭は、通常の宅配便ではなく大型便となるため、細かい時間を指定することが難しいケースが多いです。
できれば、式典の前日までに届けておくのが安心です。
当店では、自社の配送便もございます。都内23区、大阪市内などの一部地域に限りますが、会場に届けたい場合にはご相談ください。
贈るのを忘れてしまって日にちが過ぎてしまってもといった場合でも、1週間~10日程度までを目安に贈ると良いでしょう。
当店では午前11時までのご注文で、配送地域内であれば当日配達も行っております。
在庫の確認なども合わせてお気軽にお問い合わせください。
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★胡蝶蘭の当日配達・特急便★ |
■相場
設立祝いや周年祝いの胡蝶蘭の平均相場は、法人間で贈る場合には「3~10万円」、個人の方が贈る場合は「1~3万円」です。
新たに登記をしたことについての設立祝いは、「開業祝い」などの相場を参考にしても良いでしょう。
その他用途の相場は、こちらをご覧ください。↓
★【お祝い用途別の平均相場一覧表】胡蝶蘭園.com実績調べ★
設立祝いや周年のお祝いでは、相場の範囲が幅広く、相手の方との関係性により相場は変わります。
大切な取引先や、老舗の50周年、100周年など滅多にないお祝いは非常に大きく豪華な胡蝶蘭を選ばれるケースが多くなります。
2万円未満の胡蝶蘭 | 3万円未満の胡蝶蘭 | 5万円未満の胡蝶蘭 | 5万円以上の胡蝶蘭 |
■おすすめ胡蝶蘭
設立や、周年のお祝いでは、企業のコーポレートカラーに合わせた色の胡蝶蘭は、とてもおすすめです。
また、滅多にない50周年等の周年祝いでは、お花の数も多い大きなサイズの胡蝶蘭もおすすめです。
末広がりの「8」を意識した8本立などは大変豪華な見た目です。
たくさんのお祝いの花が並ぶ中で、コーポレートカラーを意識した贈り物や、サイズの大きい胡蝶蘭は、大変目をを惹きます。
ただし設立のお祝いでも、新しく開業された場合などのお祝いでは、大きすぎる胡蝶蘭はかえって迷惑となってしまうこともあります。
贈り先のオフィスのサイズに合わせた胡蝶蘭を選ぶことも大切です。
開業祝いや、贈り方マナーやおすすめの胡蝶蘭はこちらもご参考ください。
★弁護士・司法書士など事業の開業祝いの贈り方マナー★
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★設立・周年祝いにおすすめの胡蝶蘭を見る★ |
■立札記入例
設立祝いの立札の書き方は、「祝」や「祝 御設立」と記載し、「贈り主名」を記載するのが一般的です。
相手の会社名等を記載しても良いでしょう。
周年祝いの立札の書き方は、「祝」や「祝 ○周年」と何周年のお祝いかを記載し、「贈り主名」を記載するのが一般的です。
また、「設立」、「創立」、「創業」のどのお祝いか詳細がわかれば、「祝 設立○周年」と記載すると良いでしょう。
お祝いの詳細がわからないといった場合には「祝」に「贈り主名」だけでも差支えありませんので、ご安心ください。
設立祝い・周年祝いの立札見本など、立札について詳しくはこちらをご覧ください。↓
★周年祝いの立札記入例【見本画像付き】★
★設立祝いの立札記入例【見本画像付き】★
【記入例1】
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祝
御設立
ワークゲート株式会社
代表取締役 橋本 快 ←送り主様名(ご注文者様名)
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【記入例2】
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株式会社○○○ 様 ←お受取人様名(企業様名)
祝 御設立
ワークゲート株式会社
代表取締役 橋本 快 ←送り主様名(ご注文者様名)
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【記入例3】
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株式会社○○○ 様 ←お受取人様名(企業様名)
祝 十周年 ←○周年(数字)
ワークゲート株式会社
代表取締役 橋本 快 ←送り主様名(ご注文者様名)
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【記入例4】
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株式会社○○○ 様 ←お受取人様名(企業様名)
祝 設立十周年 ←設立(お祝いの用途)+○周年(数字)
ワークゲート株式会社
代表取締役 橋本 快 ←送り主様名(ご注文者様名)
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■立札レイアウト見本


■設立祝い・周年祝いによくあるご質問
質問①:
取引先の会社が子会社を作りました。その場合の記載方法はどのようにしたら良いでしょうか。
回答:
子会社が法人登記をしている場合には、「祝 御設立」で良いでしょう。
「創立」は既に成立した会社が子会社を作った場合には使いませんので、要注意です。
判断が難しい場合には、「祝」や「御祝」としておくと間違いがないので、おすすめです。
質問②:
周年祝いの記念に胡蝶蘭を贈りたいのですが、「祝 十周年記念」と記載しても良いでしょうか。
回答:
立札には、「記念」の文字はあまり使用しません。この場合は「祝 十周年」が見た目もすっきりしますので、おすすめです。