胡蝶蘭お役立ちコラム
【立札見本集】基本の書き方とレイアウト画像をご紹介

ここではお花に付ける立札(名札・プレート)の書き方について見本の画像を付けて詳しく解説いたします。
立札は「贈り主」の名前のみを明記するパターンが多いですが、贈り主が2名の「連名」の場合や、「相手の名前を入れる」場合もあります。
立札の大きさに文字が入りきるか、実際に不安の声も多くよせられますので、画像でご紹介します。
そもそも立札とはどんなのもなのか、基礎知識からご紹介をいたします。
◎立札とは…
お祝いなどで飾られている胡蝶蘭には、名前入りのプレートが一緒についているのを目にします。これは立札(たてふだ)と言うもので、ビジネスシーンではこの立札を付けるのが一般的となっています。
立札は、「誰から」、「どんな理由」で贈られたものなのかわかるように付けられています。
熨斗(のし)と同じように考えると分かりやすいかもしれませんね。
祝いの内容や名前を明記することで、お互いの関係性を第三者にアピールすることもできるのが立札の役割とも言えるでしょう。

◎立札の基本的な書き方
◆お祝いの場合「祝」、「御祝」を頭に「贈り主の名前」を記載します。
贈り主を「会社名のみ」でも「会社名+代表名」でも差支えはありません。
他にも「会社の社長+専務」など、2名連名で贈る場合もあります。
贈る方の名前をしっかり明記しましょう。
また、お祝いの内容が明確であれば「祝」などの後に「御開店」や「御就任」など内容に合わせて記載します。
お祝いの内容について、どう書いたら良いかわからない場合は「祝」や「御祝」だけでも失礼にあたらないのでご安心ください。
プラスでお届け先の「会社名」、「役職」、「名前」などを必要に応じて入れることも可能です。
ただし立札に入れる文字は多くなると文字も必然と小さくなるので少し注意が必要です。
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◆仏事用の場合
「供」、「御供」を頭に「贈り主の名前」を記載します。
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立札の書き方について、お祝いの事例をまとめて、詳しくご紹介しておりますので、こちらのページも是非ご覧ください。
★立札・メッセージカードの書き方★

◎立札は縦書きじゃないとダメ?
立札は縦書きか横書きか、どちらが正しいということはありません。基本的には、英語の記載の無い場合は縦書きが多く、英語の記載があるものは横書きです。
ただし、レイアウトのバランスもあるので希望が無ければお店の方におまかせをした方が良いかもしれません。

◎立札の種類
立札の種類は、厚紙でできた「厚紙立札」か、木目調のシートを貼った「木目調立札」が一般的です。こちらは、見た目の違いとなり厚紙のものでも木目調のものでもどちらが正しいというものではありません。
木目調の立札の方が、より高級感が出るため、特別なお祝いなどの時には特におすすめです。
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◎一般的な立札の書き方見本
立札の見本をいくつかご紹介します。

◎シーン別立札の書き方記入例
シーン別に書き方の例をご紹介しておりますので、こちらもご参考ください。
◎立札についてよくある質問
Q1.取引先の会社の「新築」と「移転」のお祝いが同時に複数の場合は、どのように記載したら良いでしょうか。
立札にお祝いの内容を、必ずしも全て記載をする必要はありません。
書き方分からない場合や迷った場合は、「祝」や「御祝」としっかりと明記するだけで、差支えはありません。
Q2.紙の立札と木目調の立札は、どちらが多く選ばれていますか。
見た目の違いのためマナーとしては、どちらを選んでも差支えありません。
ビジネスシーンでの大切なお祝いなどは、木目調の立札を選ぶケースが多いです。
木目調の立札は一層高級感が出るため、ビジネスシーンではより相応しい印象を与えます。